今年の出来事ベスト5
今年はまだ数日ありますが、ちょっと早めに今年を振り返ってみようと思います。
2015年は今までの人生でこれ以上ないくらいの激動の年となりました。
なので、記録に残したくなった次第です。
では早速参りましょ~。
第5位:スパイスカレーを作り始めた。
カレーは毎食でも食べたい程好きなんですが、今年はスパイスからカレーを作って食べるようになりました。
ルーもなしで本当にカレーが作れるんかいな?って思っていましたが、
レシピ本買って、ターメリック、カイエンペッパー、コリアンダーの3種類の
スパイスを使って作ってみたら、できちゃったんですね。
しかも「・・・・うまああっっ!!」
ルーを使ったカレーも美味しいですが、スパイスから作ったものはまた違いました。
新たな世界の扉を開いた感じ。これがお店ではなく、自分で作れた、ということが
一番驚いたし、嬉しいことでした。
今でも週に一回は必ず作っています。もっと色々なアレンジをしていきたいですね。
第4位:良書との出会い
今年は2冊ですが、「これはっ!」という本と出会う事ができました。
1冊目は、大人気ブロガーちきりんさん著「マーケット感覚を身に着けよう」
2冊目は、ベストセラーとなった「嫌われる勇気」です。
まず「マーケット感覚を身に着けよう」ですが。
マーケットと聞くと仕事をしている人、しかもマーケティングとか広告とかに携わる人向けの本かと思うかもしれませんが、これは全ての仕事をする人のみならず、全ての人に読んで欲しい一冊です。
売りたいものがあった時、それをどうやって「市場」で売れるようにすればいいか、そしてその能力をどうやって身に付ければよいか、という事が書かれています。
この「売りたいもの」というのは、会社で作るような商品だけとは限りません。
「自分自身」を高く買ってもらう(就職したい企業や、結婚相手など・・)には、どこに売り出せばいいのか、いつ売り出せばいいのか、本当の競合は誰なのか?
そうした事まで理解できます。何より、中学生でもわかるような易しい言葉で伝えてくれているのが素晴らしいと感じました。
この感覚を身に付けられるかどうかで、人生の歩み方に格段の差が付くと思います。
マーケット感覚を身につけよう---「これから何が売れるのか?」わかる人になる5つの方法
- 作者: ちきりん
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2015/02/20
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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そして「嫌われる勇気」ですが。
こちらは哲学者と若者の対話形式で構成されており、アドラー心理学を学べる本です。
アドラー心理学は勇気の心理学である、と本の中で語られています。
「今の自分の性格や環境を選んだのは自分自身、過去は一切関係ない、トラウマなど存在しない」
「変わる勇気さえ持てば、今すぐに変われる」
「人生最大の嘘とは・・・(この答えは是非本を読んでみてください!)」
などなど。頭に刻まれるようなセリフがあちこちに見られます。
一番印象に残ったのは、フロイトを始めとする多くの心理学では、
「原因論(過去こうだったから、今こうなってしまっている)」が語られているのに対し、アドラー心理学では「目的論(こういった目的があるから、今こうなっている)」という事が語られている事です。
始めて読んだときは、僕も反発した気持ちを持った所でもあります。
ただ、読み終わってからは、「原因論」に生きている限り、未来は絶対に変えられない、と確信しました。
何故多くの人は変わりたいと渇望しているのに、変われないのか?
それに対する1つの答えを、この本は明確に示してくれています。
以上2冊、必読です。
第3位:職場での異動
仕事で大きな環境の変化がありました。
新しい部署へ移動となり、そして新しい上司の下で働き始めました。
僕は今の職場で色々ありまして、今回新しい部署へ異動になったというよりは、元の場所へ戻ってきたといった感じなんです。
で、極端な言い方をすると、この部署で成功出来なければ、会社にいられないような状況です。そんなややこしい状態の僕を引き受けてくれたのが新しい上司です。
正直言って、この会社に入って、いや、社会に出て、この上司の下で働けるようになったということが、僕にとっては最も幸運な事です。
よく、テレビやネットで「上司=悪」みたいな公式が出来上がっているのを見かけます。でも、僕の上司に対するイメージは良いものしかありません。
そりゃあ完璧な人間はいないので、たまには上司が言ったりやったりしている事にムカついたりすることもあります。
それでも、出戻りみたいな形で、本格的なスタートの遅れた僕を、根気よく見捨てずに鍛えてくれている上司には、感謝しかありません。
自分の為にも、家族の為にも、そしてその上司の為にも、今、燃え尽きる覚悟でやってます。
第2位:新婚旅行で初海外へ
もうこの時点で1位がわかっちゃってる感じですが(笑)
とりあえず順を追っていきたいと思います。
初めての海外旅行の先は、ベルギーでした。
これもまあ色々ありまして、妹夫婦とW新婚旅行みたいな感じでした。
その妹の旦那というのが、ベルギー人なんですね。
で、約1週間の旅行中、ベルギー人の旦那の案内であちこちにいきました。
そこでの体験は、まさに一生ものの思い出になりました。
ベルギービールの豊富な種類と、現地でしか飲めないドラフトの鮮烈な喉ごし。
すごいですね、向こうの人って、僕らでいうお茶やコーヒーの感覚で、そこら中で時間に関係なく飲んでるんですよ。そして老若男女問わず、みんな食べるわ飲むわ。
ビールも最高に美味しかったんですが、ベルギーといえば、チョコレートをはじめ、ワッフル、パンケーキなど、食べ物が本当に美味しい。
いや、本当に美味しいんですよ、笑っちゃうくらい。
これ日本でお店開いたら絶対ヒットするわって、素人目にもわかるくらい、飛び抜けて美味しいものばかりでした。
あとは、街並みの美しさ。よく漫画やゲームの世界観で出てくるのって、ヨーロッパ風じゃないですか。まさにあの風景、そのままが目の前に広がってるんです。
そしてそこを自分が歩いているんです。それだけで大興奮です(笑)
特に、夜のゲント、ここは死ぬ前に一度は行って欲しいと自信を持って言える、本当に夢のような場所です。
最高の体験をさせてもらいました。案内をずっとしてくれた妹の旦那に感謝感謝です。
そしてこれから結婚する全ての方に言いたい・・・。
時間、お金、その他もろもろあるとは思いますが・・・新婚旅行(出来れば海外)は絶対行っとけ!!!必ず二人にとって、人生の最後まで語り合える思い出になるから!!
第1位:結婚
大学生の頃から10年近く付き合っていた彼女と、今年結婚式を挙げました。
昔からの友達、親戚家族、職場の方々、本当に多くの人に祝福して頂きました。
先にも書きましたが、職場の異動と重なり、結婚式の準備期間は死ぬほど大変だった事を今でも覚えています。
日中はいつもパニックになりながら仕事をし、帰宅後と休日は結婚式の準備や打ち合わせ。式の一ヶ月前にストレスで急性腸炎になり、救急車で運ばれたのも今では良い思い出(?)です。
よく乗り越えたな、と今でも思います。同じことをもう一度やれと言われたとしても・・・。
でもそんなこんなも全部ひっくるめて・・・これから入籍、結婚する方々に伝えたい。
どんな形でも良い、規模や形式もどうでもいい、だから、事情があってすぐに式を挙げられないとしても、いつか必ず結婚式やっとけ!!!
お金かかるだけ、面倒くさいだけ、色々と言われたり思ったりしますが、自分たちだけでなく、来てくれる人にも楽しんでいってほしい。その思いを持って行った結婚式は、二人の宝物になります。絶対。
最後に。結婚してわかった、妻の有り難さ。一緒に人生を歩んでくれる人がいるという事の、嬉しさ。こんな僕と結婚してくれて本当に有難うと伝えたい。恥ずかしくてなかなか直接は言えないけどね。
というわけで、途中からは気持ちが暴走して変な文章になってしまいましたが、あえて修正などはせず、このまま残しておこうと思いました。
さてさて、来年はどんな一年になり、来年の末、どんな事をここに書いているのか。
楽しみにしつつ、気を引き締め、今年の残りを頑張って行きましょう。
では!
成長を実感する時
成長を時間するのはどんな時でしょう?
また、「成長した」とは、具体的にどういった時にわかるものでしょう?
自分の体験から、「成長した」と思えた瞬間と、どうすれば成長できるか、
という事について記しておきます。
個人差があるので、一人の意見として見てください。
こうすればうまくいく、ああやれば成果が出せる、そういった事は多くのビジネス書に書いてありますし、上司や先輩からも教えてもらえます。
でも、教えてもらえてすぐに実践できれば、誰も苦労しないわけです。
わかっていても出来ないから苦労しているんですね。
僕自身の話ですが、数ヶ月前に直属の上司が替わりました。
そして、その上司の下で働き始めたんですが、思い返してみると大変でした。
まず、仕事に対して一切の妥協、言い訳は許してもらえません。
「こちらがどんなに忙しくても、想定外の事が起こっても、それを理由にお客様に迷惑をかけてはいけない。お客様にこちらの都合など関係ない。」
そんなスタンスでした。
またこうも言われました。
「出来ないと言うけど、本当に出来ないのか自分の目で確かめたのか?調べ尽くしたのか?やることをやってもいないのに、出来ないと言うんじゃない」
「すみません」とは言いますが、気持ちとしては到底納得は出来ません。
(技術者が出来ないと言うんだから、出来ないで仕方ないじゃないか!)
(これだけ一生懸命やったんだから、理解してくれたっていいじゃないか!)
まあ、そんなことを思っていたわけです。
加えて、何か仕事を与えられる時、楽な仕事は殆ど回ってきません。
必ず、少し上の困難な仕事を与えられます。
その度に、必死に調べて、それでも間違え、注意されの繰り返し。
少しくらい楽にやらせてくれてもいいのに・・・
たまには大目に見てくれたっていいのに・・・
何度もそう思い逃げ出したくなることもありました。
ただ、ある事情から、その上司の元から逃げることは、会社から去らねばならないという状態であったため、やるしかありません。
そんな状況が続いたある日です。
ふと気がついたんですね。
「あれ?頭と体が自然に動いてる。自然と上司と同じ考え方をしている」と。
そして、それがストレスにならないんです。
そうすることが自然。そう考えることが自然。
むしろ、以前の自分の考え方をする事の方が不自然だと思えました。
そして、しんどいと感じていた仕事ですが、大変な中にも楽しみと情熱を持って取り組めるようになっていました。
これが、成長を感じた瞬間です。
僕の場合、成長とは、ある時ふと気づくものだったんです。
もちろん、それまでにも出来るようになっている事に気づいてはいましたが、
考え方と、行動と、価値観、それらがカチッと合わさった瞬間は唐突に訪れました。
水中にいるときは景色は変わりませんが、水面から出た瞬間景色が一変する。
そんな感覚です。
その瞬間は、なんとも形容しがたい興奮と嬉しさ、それから、誇らしさがあります。
そして、それまでの上司の指導に心から感謝できました。
今もがいている方、毎日が必死な方、八方塞がりを感じている方、その状況は理解出来ます。どんな仕事にも共通することだと思います。
しんどいとは思いますが、そのしんどさがどうしようもなく理不尽なものでないかぎり、もう少し踏ん張って、前のめりになって、食い下がる気持ちでやってほしいと思います。
そうして身につけた仕事力や人間力は、必ず人生の財産になります。
そして、揺らがない自信になります。
乗り越えて身につけた自信は、並大抵の事では揺らがなくなります。
僕自身、上司の下で、もう一つ上に進むためにまだまだ毎日叱られます。
ただ、成長を実感してからは、「次」へ進める確信のようなものがあるので、取り組む気持ちが変わってきます。
仕事、成長、楽しいですね。そりゃしんどいことが多いですが、楽しいことも多いです。今必死に闘っている全ての方に、エールを送ります。
何かの参考になればと思い、記録に残しました。
今日はここまで。
未知との遭遇2
未知との遭遇
先週まで初の海外旅行で8日間ベルギーへ行ってきました。
新婚旅行ってやつです。
行くと決まってから、パスポート取ったり、ガイドブック買って必要な物揃えたり、
現地の情報を調べたり、何がしたいか考えたり、やることがたくさんありました。
(殆ど妻がやってくれたので、実際自分が動いたことは僅かだったんですが汗)
とはいっても、二人きりの旅行ではなく、妹夫婦(妹日本人、旦那さんベルギー人)
と一緒でしたので、無事に行けさえすればなんとかなる!というノリでした。
結果としては、一生の思い出に残る最高の旅行になりました。
荷物や金銭の紛失や盗難もなく、ほんとよかったです。
で、この初の海外旅行で多くの事を学べました。今後の人生の糧にできるよう、
何回かに分けてここに残していこうと思います。
今回は、ベルギービールについて。
僕は去年初めてベルギービールの存在を知りました。
そして、その種類の多さ、味わいの幅の広さに驚かされ、同時に魅了されました。
今回の旅行の目的の1つは、飲めるだけベルギービールを飲む!!でした。
まず、どんな種類があるか、いくつかあげてみましょう。
僕が個人的に特徴的だと思うビールの種類に絞ってあります。
修道院で作っているビールです。現在では6箇所のみの修道院で作ることが
許されています。シメイ、オルヴァルなど。
②アビイビール
修道院で作っていたビールのレシピを元に、民間で作られるようになったビール。
③フルーツビール
その名のとおり、フルーツを加えたビールです。
チェリー、木苺、バナナ、桃、カシス、青リンゴなど様々。
①②は修道院で作られている(作られていた)というのが特徴ですね。
そもそも、なぜ修道院で作られるようになったのか?
古来から修道院では、自給自足での生活を主にしていたようで、パンやチーズ、ワインといったものを自分たちで作り、食べて飲んでしたいたようです。
その中で、葡萄があまり取れずワインが作れない修道院が、
ビールを代わりに作り始めたのが始まりみたいですね。
で、②のアビイビールは、時代の流れなどで消えていった修道院が、レシピを民間に渡した為に現在まで残っている、というわけです。
③も珍しいですね、はじめて飲んだときは衝撃的でした。
その由来は、葡萄がなかなか取れず、ワイン造りが発展しなかった為に、
ビール作りに力を入れた結果、生まれたという説があります。
いや~、ビールとフルーツを合わせるという発想がすごいですね。
流石は飲むこと食べることが大好き!という美食の国、ベルギーです。
で!
今回の旅では、日本ではまず飲めないであろう、ドラフトのベルギービールを飲むことができたことが収穫でした。
ベルギービールは一般的に瓶に詰められて売られていますが、その地方で作られているビールであれば、カフェやレストランによっては樽に詰めたてのビールをビールサーバーで飲むことができるんです。
ベルギービールはどれも美味しいですが、ドラフトは喉ごしというか、爽やかさというか、その違いが鮮烈にわかる美味しさでした。
種類も豊富、ビールの種類に合わせたグラスも用意しているというほど、ビールに情熱を傾けているベルギーですが、本当にベルギービールに出会えてよかった、ドラフトが飲めてよかった!と感じました。
ベルギーでは数百種類のビールがあると言われています。
日本で飲めるのはそのほんの一部ですが、機会があれば是非、飲んで欲しいとおもいます。
本日はここまで!