未知との遭遇
先週まで初の海外旅行で8日間ベルギーへ行ってきました。
新婚旅行ってやつです。
行くと決まってから、パスポート取ったり、ガイドブック買って必要な物揃えたり、
現地の情報を調べたり、何がしたいか考えたり、やることがたくさんありました。
(殆ど妻がやってくれたので、実際自分が動いたことは僅かだったんですが汗)
とはいっても、二人きりの旅行ではなく、妹夫婦(妹日本人、旦那さんベルギー人)
と一緒でしたので、無事に行けさえすればなんとかなる!というノリでした。
結果としては、一生の思い出に残る最高の旅行になりました。
荷物や金銭の紛失や盗難もなく、ほんとよかったです。
で、この初の海外旅行で多くの事を学べました。今後の人生の糧にできるよう、
何回かに分けてここに残していこうと思います。
今回は、ベルギービールについて。
僕は去年初めてベルギービールの存在を知りました。
そして、その種類の多さ、味わいの幅の広さに驚かされ、同時に魅了されました。
今回の旅行の目的の1つは、飲めるだけベルギービールを飲む!!でした。
まず、どんな種類があるか、いくつかあげてみましょう。
僕が個人的に特徴的だと思うビールの種類に絞ってあります。
修道院で作っているビールです。現在では6箇所のみの修道院で作ることが
許されています。シメイ、オルヴァルなど。
②アビイビール
修道院で作っていたビールのレシピを元に、民間で作られるようになったビール。
③フルーツビール
その名のとおり、フルーツを加えたビールです。
チェリー、木苺、バナナ、桃、カシス、青リンゴなど様々。
①②は修道院で作られている(作られていた)というのが特徴ですね。
そもそも、なぜ修道院で作られるようになったのか?
古来から修道院では、自給自足での生活を主にしていたようで、パンやチーズ、ワインといったものを自分たちで作り、食べて飲んでしたいたようです。
その中で、葡萄があまり取れずワインが作れない修道院が、
ビールを代わりに作り始めたのが始まりみたいですね。
で、②のアビイビールは、時代の流れなどで消えていった修道院が、レシピを民間に渡した為に現在まで残っている、というわけです。
③も珍しいですね、はじめて飲んだときは衝撃的でした。
その由来は、葡萄がなかなか取れず、ワイン造りが発展しなかった為に、
ビール作りに力を入れた結果、生まれたという説があります。
いや~、ビールとフルーツを合わせるという発想がすごいですね。
流石は飲むこと食べることが大好き!という美食の国、ベルギーです。
で!
今回の旅では、日本ではまず飲めないであろう、ドラフトのベルギービールを飲むことができたことが収穫でした。
ベルギービールは一般的に瓶に詰められて売られていますが、その地方で作られているビールであれば、カフェやレストランによっては樽に詰めたてのビールをビールサーバーで飲むことができるんです。
ベルギービールはどれも美味しいですが、ドラフトは喉ごしというか、爽やかさというか、その違いが鮮烈にわかる美味しさでした。
種類も豊富、ビールの種類に合わせたグラスも用意しているというほど、ビールに情熱を傾けているベルギーですが、本当にベルギービールに出会えてよかった、ドラフトが飲めてよかった!と感じました。
ベルギーでは数百種類のビールがあると言われています。
日本で飲めるのはそのほんの一部ですが、機会があれば是非、飲んで欲しいとおもいます。
本日はここまで!