未知との遭遇2

ベルギー旅行で学んだこと続き。

行ったからこそわかる、現場の空気ってのは何処にでも、どんな場面にでもあると思う。

どんなに美しい場所も、写真を丸1日眺めてみたところで、結局は妄想の域を出ない。

時間とお金をかけて写真の場所まで実際行って見ると、五感が一瞬で回りのあらゆる情報を吸収する。

「体感する」ということの大切さを、今まででこんなに感じたことはなかった。

パソコンで検索すれば、プロの撮った美しい風景写真や、動画はいくらでもある。
それを見て、「こんなところなんだー、すごいなー」と感心することはできる。
行った気になれるかもしれない。
でも、やっぱりそれは気だけだ。

本物を経験する、一流を味わう。

これは、体感するしかない。
体で感じたことだけが、いつまでも鮮烈に残るんだろう。

大聖堂の厳かな迫力、カフェの雰囲気、街中の活気、その国の人達の価値観、食べ物の味付けの違い。

帰国して半月経つ今でも鮮明に思い出せるし、きっと生涯忘れない。

出来るだけ遠くに行ければ理想だけど、海の向こう側まで行かなくても、体感する経験は明日にでもできる。

隣町でもいいし、いつもは通らない通勤路でもいい。

新しい体感をする事が、身も心も強く、綺麗にすると思う。

個人的には、20代から30代半ばまでは貯蓄より体験に力を入れるべきだと思う。

比較的自由で、元気で、感受性が高い若い時に多くの事を体験するのは、人生の厚みを作ってくれる。
そして、そこから得られた事が、ビジネスもプライベートも豊かにしてくれるだろう。

早く貯蓄を始めた方が、それだけ老後が楽になるって?

30年後がどうなるかなんて、誰にもわからないじゃん。

20年前、ネットの力をほとんどの人が知らなかった。
10年前、スマホの登場なんて誰も考えられなかった。

そんな世の中で、数十年後に、今予想してるような老後が来るって、まず有り得ないでしょ?

それ以前に、老後に元気な保証がどこにある?
時間とお金があっても、体が動かなきゃどうしようもないよ。

だからさ、今、色々体感してほしい。

ていうか、悔しいでしょ、単純に。
世の中こんなに広いのに、その一部だけしか知らずに死ぬなんてさ。

絶対、かけたお金と時間以上のものを手に入れられます。

外の世界に出よう!


今日はここまで。