あのニュースに考えさせられたこと

年明けからの一ヶ月というもの、一年分詰め込んだんちゃうかくらいのニュースラッシュでしたね。

あちらこちらで色々な意見が飛び交ってますが、個人的に印象に残ったのは清原さんの麻薬使用での逮捕。

これは色々考えさせられました。

一連の報道を見て思ったのは、自分にとって大切な人を大切に出来ないと、人は何処までも堕ちていくし、とても悲しく見えるということ。

清原さんは、自分を叱ってくれる人、愛してくれる人、そうした人生で最も大切にしないといけない人を自ら遠ざけた事が、こうなってしまった一番の原因だと思った。

突き抜けた才能故に成功したかもしれませんが、その反面、普通の人が人生の過程で学ぶことを学べなかった、学ばなくても困らなかった。だから、当たり前の事が理解出来ず、普通の感覚でなら感じ取れる事が感じられなかった。

周りの人に恵まれなかった、それもあるかもしれない。でも、自分の人生、最後に責任を取るのは自分しかいない。何処かで考えなくちゃいけなかった。いつまでも今が続くと思ってはいけなかった。特別な自分は、何をしても許されると思ってはいけなかった。

かわいそうだとも思う。40歳を過ぎても、普通の20歳でもわかることを学ぶ機会がなかったんだから。

生きるって難しいと思いました。
なにが幸せなのか?一瞬でも輝くこと?山も谷もなく生きられること?
苦しいだけの半生の後、素晴らしい半生が迎えられること?

麻薬は悪い!情けない!そう非難するだけじゃなくて、生き方を考えるきっかけになった。